●5日、教師の年収や社会的地位に関連する総合指数「教師地位指数」で、トップは中国、韓国は4位、日本は16位だった。写真は中国の学校。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年10月8日 15時12分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=77658&type=0
教師の地位、中国が100点でトップ、韓国は最下位の項目も―英教育機関
2013年10月5日、英国の国際教育機関・バーキーGEMS財団は教師の年収や社会的地位に関連する総合指数「教師地位指数(Teacher Status Index)」に基づく調査結果を発表した。
調査対象21カ国のうち、教師の地位が
★.最も高かったのは中国で、
★.韓国は4位、
★.日本は16位
だった。
ただし、韓国は「学生が教師を尊敬しているか」の項目で21位と最下位だった。
7日付で中国紙・楚天都市報が伝えた。
「教師地位指数」は、学生の学業完成能力と教師の地位、年収などとの相関関係を理解するための指数で、バーキーGEMS財団と英サセックス大学の教授が共同で開発した。
今回の調査は、米国や中国、日本、韓国など21カ国の異なる職業、年齢の1000人を対象に実施した。
その結果、「教師地位指数」が最も高かったのは中国(100点)で、ギリシア(73.7点)、トルコ(68.0点)、韓国(62.0点)がこれに続き、米国(36.7点)は9位、日本(16.2点)は16位、最下位21位はイスラエル(2.0点)という結果だった。
平均年収に関しては、最も高かったのがシンガポール(4万5755ドル)で、続いて米国(4万4917ドル)、韓国(4万3874ドル)、日本(4万3775ドル)の順で、上位各国の教師はいずれも「現在の自分の年収が合理的な水準以上にある」と認識していることが分かった。
また、「自分の子供に教師になることを勧めるか」に関しては、中国は50%が「勧める」と回答しトップ。
韓国は48%でこれに続いたが、日本はわずか15%しかなく、19位という結果だった。
一方、「学生は教師を尊敬しているか」の項目では、中国が75%と圧倒的な数値で1位
だったのに対し、日本は19%で7位、
韓国は11%で最下位
だった。
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まとめると、中国は教師の地位は高く、最も尊敬されている。
韓国の教師は地位は高いが、まったく尊敬されていない。
日本の教師はいうなれば教育業界勤務者にすぎないということのようである。
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サーチナニュース 2013/10/09(水) 16:59
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1009&f=national_1009_055.shtml
教師の地位が世界最高の国は中国…「うそだ!」=中国版ツイッター
英国の「バーキーGEMS財団」は5日(現地時間)、小中学校教師に対する信頼度などを数値化した「世界教員地位指数」を発表した。
今回が初めての調査で、中国は対象となった欧米、中東、アジアなどの21カ国のうち100ポイントを獲得して1位となり、教師を尊敬する生徒の割合も75%で1位となった。
日本は16.2ポイントで第16位、教師を尊敬する学生の比率は19%で7位だった。
香港メディアのフェニックステレビが中国版ツイッター・微博で「世界教員地位指数」の結果を伝えたところ、ほかの微博ユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
中国では確かに教師の地位は高いのだが、保護者からの付け届けで生徒の成績を変える教師も存在するなど腐敗は学校にも及んでいるためか、微博ユーザーから寄せられた意見の大半は“調査結果は疑わしい”というコメントだった。
中国における教育分野はすべて共産党の指導下にあるため、教える内容にも偏りが存在する。
インターネットが普及した現代では教科書の記述とネット上の情報との矛盾に気付く中国人も少なくなく、「調査結果は実情をまったく反映していない」と反論するコメントも多かった。
もちろん中国にもすばらしい教師は数多く存在するだろう。
四川大地震の際には身を挺して生徒たちを守った教師もおり、尊敬すべき人格者も少なくないはずだ。
事実、「ほとんどの教師は尊敬するに値すると思う」などのコメントもあったものの、比較的少数だった。
ほかには
「わが国で地位が高い職業は役人、公務員、村の幹部だ。教師の比じゃない」
というコメントもあり、暗に汚職や腐敗を批判する意見もあった。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年10月12日 20時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=77757&type=0
学校内にはびこる親と教師の不正行為、すべては子供の進学のため―中国
●8日、政治腐敗撲滅に躍起になっている中国だが、親たちは子供の将来のため、さまざまな便宜を図ってもらえるよう、贈り物を添えて学校の先生に頼み込むのが普通だ。写真は西安の小学校。
2013年10月8日、米紙ワシントン・ポストは、
「中国の親たちは子供の進学のために不正に走る」
と題した記事を掲載した。
米華字メディア・多維新聞が伝えた。
習近平(シー・ジンピン)中国国家主席は政治腐敗撲滅に力を入れている。
しかし、中国の子供たちは小学校の頃から大人たちの不正行為を目撃している。
中国の学校では入学試験や評価、推薦までもが「相談可能」だ。
中国の公立学校のレベルは高く、私立学校は主に外国籍と低所得者の子供のためにある。
中国の教育制度は悪化の一途をたどっており、優秀な学生と普通の学生との差は開くばかり。
そこで多くの学生は高い授業料を払って学習塾に通う。
良い成績で有名大学に入り、一流企業に就職できれば、その後の暮らしは保証されたも同然だ。
このため多くの親が先生に「贈り物」をして、自分の子供に便宜を図ってくれるよう頼み込む。
中国は社会主義国であり、教育費は建前上すべて政府が請負うべきものだ。
だが実際には有名校ほど高額の費用や各界からの寄付金を受け取っている。
たとえば北京市の中学生は自分の住む校区の中学校に通うのが決まりだが、実際には有名中学の約半数の生徒が非正規のルートで入学している。
現代の学生たちは、自分たちの「資質」のほかに「金銭」と「コネ」で出世の道を切り開いていく。
こうした中国社会はすべてのシステムが不公平に動いているといえよう。
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【参考】
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サーチナニュース 2012/11/23(金) 13:38
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1123&f=national_1123_013.shtml
【中国BBS】日本では教師が敬われている? 「わが国とは違う」
中国大手検索サイト百度の掲示板に
「日本では教師が敬われているって本当?」
というスレッドが立てられた。
スレ主の質問に対して、中国人ネットユーザーからさまざまな回答が寄せられた。
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スレ主は、日本は教師を敬う社会であり、電車などで先生に出会うと必ず立ち上って先生に対してお辞儀(じぎ)をすると聞いたらしく、本当の情報なのかと尋ねたところ、「ちょっと大げさすぎる」という意見もあったが、多くはスレ主の言うとおりだという意見だった。
●・「日本の教師は尊敬に値するからだろ」
●・「別に大げさではない。知っている先生に外で会えばお辞儀をするものだ」
●・「もちろん本当だ。教師、医師、弁護士はみな尊敬される。日本に教師の日がないのは、毎日が教師の日だからだ」
中国の教師と比較した意見もあり、
●「中国では家に帰ると先生の悪口を言い、親も詐欺師呼ばわりしている」、
●「中国の先生は確かにたいしたことがないからな」、
●「尊敬できる教師なんてほとんどいない。
みんな貪欲な吸血鬼ばかりだ。
それで尊敬を受けるほうがおかしい」
など、厳しい意見が相次いだ。
そのほかの意見としては、
●「中国の教師は知識を売る人に過ぎない。尊敬に値するところは何もない」
などのコメントがあった。
中国では教師という職業は尊敬どころか疎まれる存在であることが推測できる。
中国には教師に感謝を示す日として「教師節」というものがあるが、行事の趣旨を利用し、自分の子どもが少しでも良い待遇を受けられるよう腐心する保護者も多く、教師に「便宜を図ってもらうこと」を目的に、贈り物をわたす保護者も多い。
具体的に言えば、通知表の評価を上げてもらうことが主な目的であり、食事の接待や茶葉などの贈答品、ショッピングギフト券のほか、自動車などを贈る保護者もいるという。
汚職が社会問題となっている中国であるが、学校でも賄賂がはびこっているのだ。
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【米韓同盟は小さなパートナーです】