_
こういう記事の書き方は確実に韓国がアメリカを敵に回しているということを表現していることになる。
『
朝鮮日報 記事入力 : 2013/10/24 09:51
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/10/24/2013102401012.html
米国に対抗するため手を結ぶ中印ロ
中国を訪問したインドのシン首相は23日、李克強首相と首脳会談を行った。
ロシアのメドベージェフ首相も22日、北京で李首相と会談した。
中国紙・環球時報は、中国、インド、ロシアの首相が相次いで会談し、相互協力を強化したことについて「竜(中国)、象(インド)、熊(ロシア)が国際秩序の『新たな軸』を構築している」と報じた。
中国とインドはそれぞれ13億人、12億人の人口を抱える世界1、2位の人口大国であり、新興経済大国の先頭走者でもある。
しかし、両国関係は長年の国境紛争で対立の連続だった。
今年4月にも国境問題で衝突した。両国首相は今回、国境紛争を平和的に解決するための「中印国境防衛協力協定」に調印した。
同時に9件の経済・貿易協力文書にも署名した。両国は国境協定で国境パトロールの際に互いを刺激する言葉を慎み、パトロール隊を互いに追跡しないことで合意した。
軍の司令部間にホットラインを設置し、相互の意志疎通を強化する内容も含まれている。
香港紙・明報は、インドが中国企業のための「経済特区」を建設することを中国側に提案したと報じた。
両国は昨年時点で615億ドル規模の貿易額を2015年までに1000億ドルに拡大することを決めた。
中国指導部は今回、シン首相を格別の待遇でもてなした。
李首相はシン首相との昼食後、紫禁城を直接案内した。習近平国家主席はシン首相のために夕食会を開いた。
中国首相とインド首相が同じ年に相互訪問するのは1954年以来初めてだ。
中国とロシアはエネルギー協力分野で二国間関係を強化した。
新華社電によると、中ロ首脳会談ではロシアが毎年1000万トンの石油を10年間にわたり中国に供給することで合意した。
金額にして850億ドル(約8兆2700億円)に達する。
ロシアの液化天然ガス(LNG)を輸入する基本条件に関する文書にも調印した。
しかし、中国、インド、ロシアによる「三角軸」が米国のアジア復帰戦略に対抗するのは容易ではないとの見方もある。
インドは伝統的に非同盟外交路線を歩んできたため、中国の思惑通りには動かないとみられるからだ。
インドと米国は2005年、原子力協定を結ぶなど関係が悪くはない。一方、中国はインドのライバル、パキスタンに原子炉を供給することを決め、インドの不興を買っている。
』
ロシアもインドもアメリカに対抗するための中国に接触しているわけではない。
むしろ、中国を抑えるために近づいているといっていい。
それをこういう書き方にしてしまうと、明らかに三国がアメリカ包囲網を作る動きをしているという印象をもつ。
もちろん、ロシアもインドにもその気がないことはアメリカは承知しているので、
結果としては韓国メデイアが政府の意向を組んでアメリカを敵国扱いしている
ということが明らかになってきてしまう。
アメリカにとってはすこぶる不愉快なことになる。
少々、こういう点には気を使わないといけない。
韓国はいま周辺諸国から嫌われはじめていることを認識して動かないといけない。