2013年10月18日金曜日

韓国が世界初の「モバイル端末飽和国」へ:スマホは「ハイテクおもちゃ」である

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●16日、韓国が世界初のモバイル端末飽和国になりつつあると米通信調査会社の調査報告書が指摘している。


レコードチャイナ 配信日時:2013年10月17日 23時1分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=77986&type=0

韓国が世界初のモバイル端末飽和国へ―米調査会社

 2013年10月16日、国際在線によると、韓国が世界初のモバイル端末飽和国になりつつあると、米ワシントンに本部を置くモバイル通信調査会社フルーリー・アナリスティクスの調査報告書が指摘している。

 報告書によると、今年8月現在、韓国市場にはオンライン状態となっているスマートフォンとタブレット端末の合計数が3352万7534台に達しており、
 世界で初めて携帯端末市場が飽和状態の国になりつつある。
 また、韓国ではサムスン電子を筆頭に、国産端末の使用比率が高いことや、スマートフォンとタブレットの中間に位置する「ファブレット」端末を使用している消費者が多いことが特徴的だという。

 2012年8月以降の1年間で韓国市場におけるスマートフォンやタブレットなどモバイル端末数の増加幅はわずか17%で、同期間でのグローバル市場における増加幅が81%だったことと対照的だ。
 世界初のモバイル端末飽和国となる韓国は今後他の国々
 モバイル端末市場に発生するであろう変化を予測する手掛かり
になるとみられている。


 「世界初」は嬉しい称号だが、いいことばかりでもない。
 飽和してしまったら、それ以上はないということになる。
 「過飽和」でも狙うことになるか、それとも新たなメデイアを開発するかだが。
 韓国にはソフト力はないとされているので、過飽和を実行するしか打つ手がなくなってきているということになる。


聨合ニュース 2013年 10月 19日(土)
http://japanese.yonhapnews.co.kr/itscience/2013/10/14/0600000000AJP20131014000700882.HTML

今年の韓国スマホ市場 初のマイナス成長=米調査会社

【ソウル聯合ニュース】
 米調査会社のストラテジー・アナリティクス(SA)は14日までに、今年の韓国のスマートフォン(多機能携帯電話)出荷台数は2630万台となり、前年の3070万台に比べ約14%縮小するとの見通しを示した。
 米アップルが「iPhone(アイフォーン)」を公開した2007年以降、韓国のスマホ市場が縮小するのは初めてとなる。

 韓国の2007年のスマホ市場規模は20万台水準だったが、2010年から爆発的に成長し、同年に690万台、2011年に1750万台に増えた。

 SAは来年から2018年まで韓国のスマホ市場は拡大するものの、3000万台は超えないと予想した。
 1年間に30~40万台成長し、2018年には2830万台規模になるとした。

 海外市場が好調を続ける中、韓国のスマホ市場でマイナス成長が見込まれる原因について、業界では市場の飽和やスマホ仕様の高級化、補助金規制などを挙げている。

 業界関係者は
 「昨年にスマホが3000万台販売されたというのは事実上、購買力のある消費者のほとんどがスマホを購入したという意味。
 2009年に『アイフォーン3GS』が発売されたことや、2年契約でスマホを買うことを考慮すると、買い替えサイクルが2回転し、市場がすでに飽和したといえる
と説明した。

 スマホが高級化し、使用している旧型モデルのスマホを新製品に買い替えなくてもいいと思う消費者が増えたのも影響しているとみられる。
 アップル「アイフォーン5」やサムスン電子「ギャラクシーS3」、LG電子「Optimus(オプティマス) G」も使用するのに問題ないとの認識が広がっている。

 年初から始まった端末補助金支給に対する政府の規制などで移動通信市場がいわゆる「氷河期」を迎え、買い控えが起きたことも響いたとされる。 


中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年10月18日
http://japanese.china.org.cn/life/2013-10/18/content_30336744.htm

アメリカ人富豪が折りたたみ式携帯を使うわけ


●折りたたみ式携帯を使う富豪のジェリー・ジョーンズ氏

 米CNNの報道によると、アメリカの富豪であるジェリー・ジョーンズ氏が先週、テキサス州アーリントンにあるAT&Tスタジアムでアメリカンフットボールの試合を観戦し、観衆に注目されることになった。
 なぜなら、手にしていたのが折りたたみ式携帯だったからだ。
 その姿は生中継のテレビでも映し出された。
 実は、折りたたみ式携帯を使っている有名人は彼だけにとどまらない。

 この一幕は人々に印象深かったようで、その画像はネットユーザーの大きな話題となった。
 多くの人にとって折りたたみ式携帯はすでに「博物館行き」のシロモノである。
 それだけに、大富豪が使用していることは不可思議な話だったのである。

 言うまでもなく、ジョーンズ氏はスマートフォンが買えないわけではない。
 それに彼にはハイテク好きのイメージがある。
 たとえば、「カウボーイ・スタジアム」という別名を持つ、同氏の所有するAT&Tスタジアムには高さ21.9メートル、幅48.8メートルという世界最大、最先端かつ高精度の大型ビジョンがある。
 ダラス・カウボーイズのオーナーであるジョーンズ氏が12億ドルをかけて建造したのだ。
 2009年に完成、10万人を収容でき、10か所の入口がある最新式の体育設備である。

■折りたたみ式携帯はプライバシーを考慮してのもの

 人々の熱い注目を集めたジョーンズ氏は、ラジオ局に出演依頼され、今回の「事件」について語ることになった。
 ラジオ番組で同氏は、
 「折りたたみ式携帯は私にとってはとても使いやすい。
 液晶パネルじゃないから、間違った番号にかけてしまう心配もない」。

 ジョーンズ氏のようなビジネスマンにとって、間違い電話をかけてしまうリスクは大きい。
 たとえ一般の人であっても、それは心配するに値する問題である。

 もちろん、スマートフォンで間違い電話をかけてしまう確率は低い。
 30億ドルの資産を持つ大富豪であるジョーンズ氏は、ただ折りたたみ式携帯を使うのが慣れているだけなのかもしれない。

■折りたたみ式携帯のどこがスマートフォンをしのぐのか

 米CNNの記者は、折りたたみ式携帯のメリットを列挙している。
 たとえば、スマートフォンの多くは高額である。
 一方、折りたたみ式携帯は比較的リーズナブルだ。
 また折りたたみ式携帯は耐用性が高い。
 使わないときはカバーすることで画面とキーが保護できる。
 一方のスマートフォンは液晶パネル式だから壊れやすい。

 さらに、折りたたみ式携帯は様々なアプリをインストールしていないから、スマートフォンより電池持ちがいい。
 スマートフォンの存在は、人々を「携帯族」に変え、下を向いて携帯で遊んでばかりとなり、注意力が分散されるだけでなく、仕事の効率も下げてしまう。

 おそらくジョーンズ氏のような成功者が折りたたみ式携帯を使うのは、自分の注意力が散漫にならないようにするためであり、自分の仕事や事業に注力したいからである。
 スマートフォンは携帯電話の機能を持つこと以上に、
 様々な機能を持つハイテクなおもちゃである。
 それに対し、折りたたみ式携帯は単なる移動電話である。