「おあばさん外交」で蜜月を謳いあげた中国と韓国だが、いまは角突き合わせることになってしまっている。
あの昨日の「おばさん外交」とはナンだったのか
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レコードチャイナ 配信日時:2013年12月9日 10時16分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=80238&type=0
韓国、防空識別圏拡大を正式に発表=専門家「今が拡大のチャンス」―米華字メディア
●8日、韓国国防部は韓国の防空識別圏を、離於島(イオド。中国名:蘇岩礁)、馬羅島(マラド)、紅島(ホンド)の上空まで拡大する方案を正式に発表した。写真は離於島(中国名:蘇岩礁)の位置を示す地図。
2013年12月8日、韓国国防部は韓国の防空識別圏を、離於島(イオド。中国名:蘇岩礁)、馬羅島(マラド)、紅島(ホンド)の上空まで拡大する方針を正式に発表した。
米華字メディア・多維新聞が伝えた。
韓国・聯合ニュースは、韓国の防空識別圏の南方への拡大は、日中韓3カ国の緊張を高めないことに配慮した上で行われたものだと報じた。
韓国国立外交院の金賢旭教授は
「日米中の関心は韓国に置かれていない。
米国は、日中間に仲裁に入るという態度だった。
そのため、韓国の防空識別圏拡大も黙認するだろう」
としている。
中央日報は、慶熙大学の姜暁栢教授の話を引用して、
「現在、日中韓3カ国は互いにけん制し合っている。
韓国が防空識別圏を拡大するチャンスだ」
と伝えた。
同教授は
「3カ国の防空識別圏が重なるのは必然。現在の状況から言えば、米国はすでにこの問題を『危機管理』を中心とした長期的課題ととらえている」
とした。
また、米高官は
「中国はバイデン副大統領が訪中した際、一貫して防空識別圏の問題で譲らないという態度を表明し、米国は政策を調整せざるを得なくなった」
と明かす。
バイデン副大統領が日中間での危機管理システムの構築を提言したことは、事実上、中国の防空識別圏を黙認したことになるだろう。
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朝鮮日報 記事入力 : 2013/12/09 10:02
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/12/09/2013120900910.html
韓国の防空識別圏、62年ぶり「正常化」
離於島・馬羅島・鴻島を含む新たな防空識別圏を発表
韓国政府は8日、韓中が管轄権を主張する東シナ海の暗礁・離於島(中国名:蘇岩礁)と、日本の防空識別圏が侵犯している韓国南西沖の馬羅島や南東沖の鴻島(慶尚南道・巨済島南端の無人島)付近の領空を含む形で韓国防空識別圏を拡大すると発表した。
新たな範囲は、離於島の南方236キロまで伸びている韓国の飛行情報区(FIR)とほぼ同一となる。
国防部(省に相当)は
「南側区域を『仁川飛行情報区』と一致させる形で新たな防空識別圏を設定した。
新たな防空識別圏には韓国領の馬羅島や鴻島南方の領空と離於島水域の上空が含まれている」
と説明した。
従前の防空識別圏は6・25戦争(朝鮮戦争)の最中だった1951年3月に米太平洋空軍が設定したもので、約62年ぶりに変更されたことになる。
これまで国際秩序に縛られ貫徹できなかったことを成し遂げたという点で「防空識別圏の正常化」と評価される。
国防部の高官は
「(中日などの)関連国に事前に十分説明し、各国はおおむね国際規範に見合っており行き過ぎた措置ではないということに共感した」
と話している。
新たな防空識別圏は告示や周知にかかる期間を考慮し、7日間の準備期間を経て15日から効力を発揮する。
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朝鮮日報 記事入力 : 2013/12/09 09:59
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/12/09/2013120900899.html
防空識別圏拡大:米国は事実上認定
米国防総省のサキ報道官は8日、韓国政府が新たに防空識別圏を設定したことについて
「われわれは韓国が米国と日中など周辺国との事前協議を通じ、慎重な方式で今回の措置を目指したことを高く評価(appreciate)する」
と表明した。
直接防空識別圏の拡大を支持する内容ではないが、事実上認める意向を明らかにしたものと受け止められている。
コメントは現地時間の午前2時ごろ発表された。
サキ報道官は
「韓国政府はバイデン米副大統領が今月6日に朴槿恵(パク・クンヘ)大統領と会見した際を含め、あらかじめ米政府と相談した。
韓国が防空識別圏の見直しを国際的慣行に合わせて推進し、飛行の自由を尊重することをはじめ、国際空域に関する国際法を順守すると約束したことを高く評価する」
と述べた。
中国政府は8日、公式な反応を示さなかった。
しかし、メディアは敏感に反応。官営メディアは、韓国の防空識別圏に蘇岩礁(離於島の中国名)が含まれていることに着目して伝えた。
中国は2006年、離於島に蘇岩礁という中国名を付け、管轄権を主張している。
中国外務省の洪磊副報道局長は6日の定例会見で「国際法と国際関係に符合すべきだ」と述べた。
日本政府は韓国政府の措置が中国とは異なり、民間機には影響がないため、冷静に対応すべきだとの立場を固めた。
8日に時事通信が伝えた。
安倍晋三首相は今月6日、防衛相、自衛隊の統合幕僚長から報告を受け、対応策を協議したと伝えられる。
防衛省幹部は
「韓国の防空識別圏拡大は、民間機に対し飛行計画書の提出を求めた中国とは異なる」
との立場を示したとされる。
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朝鮮日報 記事入力 : 2013/12/09 09:58
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/12/09/2013120900896.html
防空識別圏拡大:「戦闘機、離於島に近い光州に移動」
韓国政府は8日に防空識別圏(KADIZ)の拡大を宣言し、その範囲を離於島の南方238キロの海域にまで広げたが、これを監視する韓国軍の能力は現状でまだ不十分な状態にあることが分かった。
ある韓国軍筋は8日
「有事の際、韓国空軍の戦闘機が離於島上空で作戦を展開できる時間は、
最新鋭のF15Kで20分と少し、主力戦闘機のKF16ではわずか3-5分ほどだ」
「つまり現状で作戦能力を持つのはF15Kのみということだ」
と明らかにした。
F15Kは現在、離於島から520キロ離れた大邱飛行場に配備されている。
そのため「離於島で作戦を展開するには非常に効率が悪い」との指摘が相次いでいる。
これについて韓国国防部(省に相当)の金寛鎮(キム・グァンジン)長官は7日、国会予算決算特別委員会に出席した際「大邱飛行場から(離於島まで)はやや距離があるが、光州飛行場に移動させれば時間を短縮できる」と証言した。
F15Kを光州飛行場に配備すれば、離於島までの距離は大邱飛行場に比べると90キロほど短くなる。
しかし上記の韓国軍筋は「F15Kの移動についてまだ本格的には検討していない」とコメントした。
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朝鮮日報 記事入力 : 2013/12/09 10:01
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/12/09/2013120900906.html
防空識別圏拡大:中日との対立に懸念も
韓国政府が8日、防空識別圏(KADIZ)を設定したことは、米中日などに囲まれる中、韓国の領土・領海主権を守る意志を明確に示したという点で象徴的意味が大きい。
中国による一方的な防空識別圏発表に積極的に対応すると同時に、過去に米日が定めた防空識別圏を韓国の安全保障上の利益に合わせ、主導的に変更したものだ。
しかし、中国と日本が韓国の防空識別圏をそのまま認めるかどうかは不確実で、設定には不完全さが否めない。
また、中国や日本が事前通報なしで軍用機による挑発を行ったり、防空識別圏を拡大したりして対応した場合、韓中日3カ国による対立が高まる懸念もある。
■飛行情報区と一致
今回韓国政府が再設定した防空識別圏は、民間機の管制を目的として、国際民間航空機関(ICAO)が設定した韓国の飛行情報区(FIR)と一致する。
国際機関が定めた基準である以上、国際規範や慣例に反せず、紛争の余地が低下し、中日との防空識別圏交渉でも優位に立つことができる。
また、韓国の領土である馬羅島と鴻島(巨済島の南)、実効支配区域である離於島(中国名・蘇岩礁)を全て含み、外国の民間航空機は新たな通報を行うことなく、運航が可能だ。
韓国政府当局者は
「米国が韓国の防空識別圏拡大を『国際的慣行に一致する』と肯定的に評価したのも、FIRを基準にしたためだ」
と述べた。
■これまでの慣例維持
韓国政府は中国と日本が韓国の防空識別圏を認めることはなくても、真っ向から反発もしないとみている。
韓国国防部(省に相当)担当者は
「韓国の調整案が国際規範に合致し、行き過ぎてもいない措置だという点で、関係国も共感していると聞いている。
韓中、韓日関係に大きな影響はないのではないか」
と述べた。
成均館大の李熙玉(イ・ヒオク)教授は
「中国の反応からみて、韓国の防空識別圏問題を対話と交渉で解決する意思があるように思える。
日本は韓国の防空識別圏を認めないまでも、対立を高めようとはしない可能性が高い」
と分析した。
韓国政府が中国の防空識別圏を通る韓国の民間航空機に関する情報を自発的に中国政府に事前通報できるようにしたことも、中国との妥協点を探る意思の表れとみられる。
中国の民間航空機はFIRと韓国の防空識別圏が重なるため、別途の通報手続きなしで、従来通りに運航が可能だ。
ただ、軍用機については、韓中間の合意が成立するまで、相手国の防空識別圏を認めず、事前通報なしで飛行することになるとみられる。
日本はまだ公式な反応を示していない。
韓国政府は日本の反発を最小化するため、当面は新たに韓国の防空識別圏に含めた範囲でも、日本政府に軍用機、民間機を問わず、飛行の30分前に通報を行うことを決めた。
■対立は固定化も
しかし、火種は残されている。
中国や日本が韓国の拡大された防空識別圏に事前通報なしで戦闘機を飛ばした場合、韓国の戦闘機も緊急発進(スクランブル)する必要がある。
元外交幹部は
「中国は初期には韓国の対応を試すため、軍用機を飛ばす可能性がある」
と指摘した。
3カ国の防空識別圏が重なる地域では、中日間の対立で3カ国の戦闘機がいずれも発進する最悪の状況も考えられる。
韓国軍関係者は
「韓中、韓日の空軍部隊間のホットラインを通じ、偶発的な衝突を防げる」
と述べた。
しかし、軍事的衝突には発展しなくても、3カ国による対立地域として固定化する可能性も否定できない。
とはいえ、中国や日本が韓国との関係悪化を覚悟で、強硬な対抗措置を取るのは難しいとの見方が有力だ。
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朝鮮日報 記事入力 : 2013/12/10 09:03
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/12/10/2013121000665.html
防空識別圏拡大:日本「問題ない」、中国「遺憾」
朴大統領「国益のための慎重な決定」
日本の菅義偉官房長官は9日の記者会見で、韓国が防空識別圏の拡大を発表したことについて
「中国(の防空識別圏)と違い、わが国の領土・領海・領空の範囲に設定されたものではなく、民間航空機に新たな(飛行計画提出などの)義務を課すものではない」
と述べ、問題視しない考えを示した。
中国は日本と領有権を争う尖閣諸島(中国名:釣魚島)を含む空域に防空識別圏を設定し、民間航空機に飛行計画の提出を要求している。
小野寺五典防衛相も同日の記者会見で、日本の防空識別圏拡大を検討しているかとの質問に「防衛省、自衛隊が特に拡大の必要性を感じていない」と答えた。
中国外務省の洪磊副報道局長は同日、韓国の防空識別圏拡大に遺憾の意を示し
「中国は韓国側にこの問題を円満に処理することを要求してきた」
と述べた。
韓国の新たな防空識別圏には、韓国が実効支配しており中国も管轄権を主張する暗礁・離於島(中国名:蘇岩礁)が含まれている。
中国軍事専門家の尹卓少将は自国メディアに対し
「韓国の防空識別圏拡大は中国に対する攻撃的な措置ではない。
両国が協議すれば解決でき、衝突は起きない」
との見方を示した。
一方、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は同日の首席秘書官会議で、防空識別圏の拡大について「主権国家として何よりも国益を最大限保障するため、関係部処(省庁)間で深く検討し、各界の意見を取りまとめて慎重に決定したものだ」と述べた。また「政府は国益の優先と信頼構築という一貫した原則の下で、慎重ながらも安定的な状況管理に最善を尽くしている」と説明した。
』
サーチナニュース 2013/12/09(月) 10:13
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1209&f=national_1209_002.shtml
韓国が防空識別圏拡大へ…中国「混乱に乗じて不当な利益」と批判
韓国は8日、防空識別圏の拡大を宣言した。韓国が防空識別圏を変更するのは1951年の設定以来初めてで、韓国国防部によれば、新しい防空識別圏は12月15日から運用を開始する。環球時報が報じた。
韓国の新しい防空識別圏は国際民間航空機関(ICAO)が定めた韓国の民間航空機飛行情報区(FIR)とほぼ同じで、中韓が領有権を争う離於島(イオド)(中国名:蘇岩礁)も含まれている。
韓国国防部の報道官は「わが国の民間航空機飛行情報区は国際社会から認められたものであり、周辺国家の関連空域との重複もない。
また新たな防空識別圏による他国の領空および利益の侵害はない」と述べた。
韓国の防空識別圏拡大について日米は一定の理解を示したが、中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は社説で、「韓国の防空識別圏拡大は、混乱に乗じて不当な利益を得ようとする行為だ」と批判した。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年12月9日 13時3分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=80251&type=0
韓国は防空識別圏拡大で利益に預かろうとしている―中国紙
●9日、環球時報は「韓国は防空識別圏拡大で利益に預かろうとしている」と題した社説を掲載した。
2013年12月9日、環球時報は
「韓国は防空識別圏拡大で利益に預かろうとしている」
と題した社説を掲載した。
以下はその概要。
韓国は8日、防空識別圏の拡大を宣言した。
拡大後の識別圏には中国と管轄権を争う離於島(イオド、中国名:蘇岩礁)が含まれ、中国が設定した識別圏と一部重複している。
韓国は公海上の暗礁・離於島の上に単独で海洋科学基地を設置した。
中国と韓国は互いに自国の排他的経済水域(EEZ)に属すと主張してきたが、管轄権に関する進展はなく、両国は争議を脇に置くという対応を取ってきた。
韓国は、中国と日本が識別圏重複をめぐって対立するこの時期に、自国の識別圏を拡大した。
そこには戦略的意義はなく、戦術的利益に預かりたいだけだ。
韓国は外交舞台で「負けず嫌い」な態度を見せたがるが、
いつも米国と日本の間で小さな駆け引きを行い、小利を得ようとしているにすぎない。
離於島は暗礁であり、どの国の領土でもない。
しかし韓国は島だと主張し、科学基地という恒久的な建築物を建て、排他的経済水域をめぐる中国との争いのカードを増やそうと企んでいる。
韓国は防空識別圏を「骨を折ることなく」拡大した。
中国が受けた対応とは大違いだ。
中国による防空識別圏設定は、東アジアの大国間の行動規則を変えるものだと見なされている。
今後、中国が取る措置の多くは、戦略的観点から他国に分析されることになるであろう。
こうした時期に、中国は韓国と争うことはしないだろう。
しかし中国の民意はこうした行動を取る韓国を好まない。
大国が林立する北東アジアにおいて韓国空軍は「儀仗隊」のようなものであるが、韓国による防空識別圏は現実においては軍事的意義を持たないものだ。
韓国の外交戦略は近年、方針がはっきりせず揺れてきたが、最終的には戦術的な実用主義に固まったようだ。
北東アジア情勢に日本と中国しか存在しないのであれば、韓国は間違いなく中国を選ぶであろう。
しかし日本の背後には米国がいる。
そこで迷いが生じている。
米国も中国も強大な実力を持ち、北朝鮮も中国と特殊な関係にあることから、韓国は一方では米国との同盟を維持し、一方では中国との関係発展に努め、北朝鮮に対しては、今日は機嫌をうかがい、明日は威圧するといった態度を取っている。
韓国が日本と異なるのは、韓国社会の民族主義は中国を傷つける力を持たないことだ。
韓国が中国との関係においてレールを外れようとするなら、そのことによってもたらされる悪い結果を考慮に入れなければならない。
中国は経済や朝鮮半島外交において「てこを動かす」ことができるのだから。
中国は韓国の利益を尊重している。
韓国は中国が重点的に友好関係を発展させようとしている国でもある。
韓国は中国の善意に応え、中国に対し度を過ぎた行動を取るべきではない。
そうすることが、両国政府の協力を促すだけでなく、中国社会において高い評価を得ることにつながるのだ。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年12月9日 17時35分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=80258&type=0
韓国の防空識別圏拡大に皮肉殺到
=「また人のマネか」「スモッグ制裁を発動する」―中国版ツイッター
2013年12月8日、韓国国防部は韓国の防空識別圏を、離於島(イオド。中国名:蘇岩礁)、馬羅島(マラド)、紅島(ホンド)の上空まで拡大する方針を正式に発表した。
消息筋によると、韓国政府は7日には日本と中国に防空識別圏の拡大を通知していた。
韓国の識別圏拡大は1951年に設定されて以来、初のこと。
このニュースは中国でも大きく報じられた。
「中国版ツイッター」と呼ばれる簡易投稿サイトには、多数のコメントが寄せられている。
以下は、寄せられたコメントの一部。
●.「また“存在感”を求めてきたな」
●.「蘇岩礁は中国の領土。われわれは抗議すべき!」
●.「中国は韓国を防空識別圏に含めることを検討してもよい」
●.「韓国が中国と心を一つにしていると思うのは大間違い。
日中が開戦すれば、韓国は日本に同調する。
韓国に経済制裁を加えよう」
●.「日米こそが棒子(※韓国人の蔑称)の家族だ!」
●.「米国人は、今回は何も言わずに黙認するようだ。
米国の東アジアでの“二枚舌”は目に余る」
●.「防空識別圏でも人のマネかよ」
●.「韓国にスモッグ制裁を発動する」
●.「棒子はあまりでしゃばりすぎると、また日本に飲み込まれるぞ」
●.「韓国人は謙虚だね。
『宇宙は韓国のもの』なのに防空識別圏がこんなに狭いとは」
』
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レコードチャイナ 配信日時:2013年12月10日 6時24分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=80272&type=0
韓国の防空識別圏拡大、北東アジア空域をめぐる情勢を複雑化―中国メディア
2013年12月9日、環球時報(電子版)は、韓国の防空識別圏拡大に関する海外メディアの報道を掲載した。
韓国政府は8日、防空識別圏の拡大を正式に発表した。
これは日本と中国の識別圏とそれぞれ部分的に重なるもので、特に中韓が管轄権を争う蘇岩礁(韓国名:離於島、イオド)が含まれる。
ところが、紛争に異常なまでに敏感な日本政府はこれまでのような衝動を起こすこともなく、また米国務省も韓国に理解を示した。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、
「韓国による防空識別圏の拡大は、中国の識別圏設定に対する直接回答だ」
と述べた。
韓国政府も同日、「若干の拡大」であり、7日間の準備期間を置くことを強調した。
一部の外国メディアは、こうした韓国の慎重な態度を、「最大の貿易相手国に気を使ったため」と報じている。
韓国メディアは、日・中・韓が相互にけん制し合う現在の情勢を、「識別圏拡大の好機」と報じている。
一方で、韓国国防分析研究所の研究員は、仏AFP通信に対し、
「識別圏の重複により、韓国はさまざまな困難に直面するだろう」
との見解を示した。
国防安全問題が専門の韓国人研究者は、米軍事専門紙ディフェンス・ニュースの取材に対し、
「韓国は感情で物事を処理すべきでない。
慎重に戦略を進めるべきで、慌てて対応するのは賢明ではない」
との認識を示した。
カタールのアル・ジャジーラは、韓国が拡大した防空識別圏が、中国の識別圏に含まれる蘇岩礁や、日本の識別圏に含まれる馬羅島(マラド)と鴻島(ホンド)と重複することについて、
「韓国政府は、識別圏と領有権問題は無関係であり、いかなる軍事衝突や外交問題も起きないと述べているが、これら地域は将来的に紛争や衝突に発展する可能性がある」
と報じた。
韓国紙・世界日報は、
「韓国政府は拡大について周辺国に事前説明をしたが、日本や中国もこれを機会に竹島や黄海上空まで識別圏を拡大しかねない」
と指摘した。
韓国紙・アジア経済は、
「日本と中国が韓国に対抗措置を取れば、北東アジア情勢はさらに緊迫化する」
と述べた。
日本メディアは、
「東シナ海上空での制空権争いにより、日中韓3カ国の関係は複雑化する」
「防空識別圏をめぐる3カ国の紛争は長期化する可能性が高い」
と指摘した。
』
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レコードチャイナ 配信日時:2013年12月10日 8時57分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=80266&type=0
韓国軍、離於島海域の警戒活動強化へ―中国紙
2013年12月9日、中国日報(電子版)によると、韓国メディアは8日、韓国国防省が防空識別圏の拡大を発表したと伝えた。
韓国軍は拡大地域内での監視、識別活動を強化する一方、偶発的な衝突を防ぐため、今後も関係国と協議する。
韓国の新しい防空識別圏は、韓国が航空管制する仁川飛行情報区(FIR)に合わせて南方向に拡大された。
中韓がそれぞれ管轄権を主張する岩礁・離於島(韓国名・イオド)の上空が含まれている。
離於島上空の警戒活動で、韓国海軍はこれまでP3-C偵察機を毎週2~3回、周辺海域に派遣していたが、最近になって週1回に減らしている。
軍関係者によると、今後は海軍駆逐艦による巡視活動が強化される見通しという。
また、海洋警察のヘリコプター、CN-235運輸機による監視活動も活発化する方針だ。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年12月10日 12時24分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=80306&type=0
中国に水を差された韓国、残る選択肢は日米への依存―シンガポール華字紙
2013年12月9日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、中国が11月23日に東シナ海に防空識別圏を設定すると発表したことを受け、日本は当然強く反発したが、韓国は国内外の圧力もあって各方面との折衝を重ねた結果、日米との協調という選択肢を選ぶことになった。
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は就任以降、中国との政治・経済の関係強化に努めてきたが、今回の中国の措置はそうした韓国の一途な姿勢に冷や水を浴びせるものとなった。
韓国は12月初旬、ソウルで中韓副大臣級国防戦略対話を行った際に防空識別圏の設定見直しを求めたが、中国側から拒絶されたという。
朴大統領による中国との対話への批判は強まっており、中央日報は韓国が勝手に中国と話し合いをして万が一中国が防空識別圏の見直しをするようなことになれば、韓国が中国の防空識別圏を承認したも同然となり、日米との協調がなくなると指摘した。
そうなれば中国の影響力が増すことになってしまい、韓国は東アジア外交で孤立を深めてしまうと懸念を表している。
バイデン米副大統領は6日、朴大統領と会見した際、
「韓国が米国の反対側に賭けるのはいいことではない」
と発言したが、韓国が防空識別圏を拡大する計画を決定したことについては理解を示している。
韓国国立外交院の教授は、
「バイデン副大統領のメッセージは米国が韓国の新たな防空識別圏を承認する意向を表している」
とし、
「同時に韓国は朝鮮半島情勢以外でも米国のアジア政策をサポートするよう求められている」
と指摘している。
』
世間知らずのおばさん外交が崩壊した。
あまりにみっともない結末を迎えそうである。
『
サーチナニュース 2013/12/10(火) 10:50
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1210&f=national_1210_009.shtml&pt=large
【韓国ブログ】「親中反日」を選択した朴槿恵政権、後悔してる?
●写真
朴槿恵政権は発足以降、「親中反日」路線を突き進んでいる。13年6月に行われた中韓首脳会談では、習近平国家主席との親密さをアピールし、中国との蜜月関係を内外に印象付けた。
歴史認識をめぐり厳しい姿勢を取る日本とでは大違いである。
だが、中国は11月23日に突然、東シナ海の上空に防空識別圏を設定。防空圏の範囲内には韓国の暗礁、離於島(イオド)上空も含まれており、これによって中韓関係は微妙な揺れをみせている。
朴政権の外交に不安を感じている韓国国民は多い。
韓国人ブロガーの情報天使(ハンドルネーム)さんは最近、自身のブログに
「朴槿恵は現在後悔しているのだろうか?」
と題したエントリーを投稿した。
ブログには、中韓首脳会談で両首脳が握手し「和気あいあい」とした雰囲気をアピールしている時の画像を掲載。
「朴大統領が親中反日外交を展開するため、訪問先の中国では中国語で話すなどし、韓中関係を重視させてきた。
一方、日本には歴史問題を指摘し、安倍首相から対話を求められても黙殺し、ほかの国に行っても日本の悪口を触れ回った」
とこれまでの朴外交について簡単に紹介した。
筆者によると、歴代の韓国大統領らは任期末期になると“反日カード”を切り、政権を維持した。
李明博前大統領もやはり、任期が切れる3カ月前に竹島上陸や天皇陛下への謝罪要求発言などを行い、晩年を乗り切った。
だが朴大統領は発足直後から反日を掲げ、中国へすり寄った。
筆者は、親中反日の路線を進んだ結果が「どうなったか」ということが問題だとし、「今でも中国と親しいといえるのか?」と疑問を投げかけた。
その上で、
「親しいのだとしたら、なぜ中国が韓国を無視して一方的に防空識別圏を設定し、韓国政府による修正の要求も黙殺するのか?」
と発言。
“親中”路線は「つまり無駄だったということだ」
と言い放った。
筆者はまた、日本の集団的自衛権について、韓国と中国以外の国々は賛成していると指摘した。
その理由は、「中国の覇権復活を恐れているから」であり、中国が国防費を増やし、周辺国と領土紛争を起こし、北朝鮮を影で支えることにほかの国々は警戒感を示しているのだと説明。
このような中で、仲良くしようとしている国は韓国だけだとし、親中路線は無理があるとの見方を示した。
ブログでは最後に
「朴大統領が今でも後悔していないのだとしたら、気を確かに持ってほしい」
と述べ、外交の方針転換を望んだ。
』
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レコードチャイナ 配信日時:2013年12月16日 16時21分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=80568&type=0
韓国の哨戒機がさっそくパトロール
=「まねるのが早い!」「半島民族と島国民族は同じ」―中国版ツイッター
2013年12月16日、新浪軍事によると、韓国が新たに設定した防空識別圏について、韓国政府は15日午後2時ごろ正式に「発効」を宣言し、蘇岩礁(韓国名:離於島)南側の上空を哨戒機がパトロール飛行を行った。
韓国国防部は「周辺国の利益を損なうものではない」と発表したが、外国の航空機が蘇岩礁(韓国名:離於島)およびその南側の上空を飛行する際には、飛行計画を提出するよう求めている。
このニュースに、「中国版ツイッター」と呼ばれる簡易投稿サイトには、非難のコメントが多数寄せられている。以下は、寄せられたコメントの一部。
「日本人より卑しい」
「棒子(※韓国人の蔑称)が首を突っ込んできた」
「身分をわきまえないのはこの民族の悪癖だ」
「半島民族と島国民族は同じ」
「韓国も日本も米国がいないと何もできないくせに」
「トラの威を借るキツネめ!日本人と同じように嫌いだ」
「中国の忍耐力と知恵が試されている」
「まねするのが早いね」
「中国をまねするのにどんな効果があるのか。少なくとも思ったほど注目は集められないよ」
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レコードチャイナ 配信日時:2013年12月21日 8時18分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=80774&type=0
防空識別圏めぐる日中対決、ほくそ笑む韓国―中国メディア
2013年12月20日、新民週刊は
「防空識別圏めぐる日中対決、ほくそ笑む韓国」
と題した記事を掲載した。
以下はその概要。
領土や暗礁をめぐる複雑な北東アジア情勢において、日本と中国の紛争の焦点が尖閣諸島だとすれば、日本と韓国のそれは竹島であり、中韓の焦点は蘇岩礁(韓国名:離於島、イオド)だ。
暗礁である蘇岩礁は国際法上、領土とは認められない。
だが韓国は、「早い者勝ち」の手法で2003年に海洋調査施設を設置し、実効管轄を始めた。
中国政府はこうした韓国側の措置を一切認めていない。
韓国は日本と管轄権を争う竹島を実効支配し、蘇岩礁をめぐる中国との争いでも先手を打っている。
中国政府は11月23日、東シナ海の「敏感地帯」である蘇岩礁を含む空域に防空識別圏を設定した。
同じく蘇岩礁を含む日本の防空識別圏は1969年に設定されたものだ。
韓国の防空識別圏はより早い1951年3月、米空軍によって設定された。
韓国の識別圏に蘇岩礁は含まれていないことから、韓国政府は識別圏拡張を検討してきたが、実現する機会はなかった。
しかしながら、中国が蘇岩礁を含む識別圏を設定したことが韓国にきっかけを与えた。
韓国は「中国の識別圏への対抗措置」の名の下に12月8日、識別圏を拡張したのである。
日本政府は、「中国は一方的に設定したが、韓国からは事前通達があった」との理由で、韓国の識別圏拡張に抗議せず、静観する方針を決めた。
中国外交部の報道官は12月9日、韓国の識別圏拡張を「遺憾」とする声明を出した。
日本は韓国が竹島を含む空域まで識別圏を拡張したことをあたかも気に留めず、また中国が黄海に識別圏を設定すると言い出さなかったことで、韓国はほくそ笑んでいるに違いない。
韓国メディアは、日中両国が韓国の識別圏拡張に穏和な反応を示したことは、尖閣諸島をめぐる対立が激しさを増しているため、韓国を非難する余裕がないためだと分析している。
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