2013年12月5日木曜日

2014年F1から韓国GP“脱落”:開催権料めぐり決裂

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●F1韓国GP(霊岩(ヨンアム)サーキット)


サーチナニュース  2013/12/05(木) 10:38
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1205&f=national_1205_006.shtml&pt=large

2014年F1から韓国GP“脱落”…開催権料めぐり決裂=韓国


●写真は2012年5月に開催されたスペイングランプリ

  4日、フランス・パリで開催された世界モータースポーツ評議会(WMSC)総会で、2014年のF1正式日程が発表され、韓国、ニュージーランド、メキシコを除く全19戦の開催で確定した。
 複数の韓国メディアが報じた。

  公式日程から消えた3つのGPは、9月30日に発表された暫定カレンダーには含まれていたが、修正され、最終的に外された。

  2010年からスタートした韓国GPは、これまでの累積赤字が1910億ウォン(約184億円)に達しており、大会の持続が危ぶまれていた。
 レース会場がある韓国全羅南道の道議会は、正式日程前に開いた予算決算委員会で、14年度の開催が不透明との理由で開催権料70億ウォンの予算を保留にしていた。

  韓国GPの脱落は、全羅南道傘下のF1組織委員会がフォーミュラワンマネジメント(FOM)側に開催権料の追加引き下げを求めたものの、拒否されたことが原因とみられている。
 F1組織委員会は慢性的な赤字を理由に、12年は4370万ドル(約44億6000万円)だった開催権料を13年は40%水準の2700万ドルまで引き下げており、14年度はさらに2000万ドルまで引き下げるよう強く求めていたという。

  全羅南道はFOMと交渉し、2015年4月か10月に再開催したい考え。
 しかしFOM側は、韓国GPの開催にメリットを感じなくなっているとみられ、全羅南道の思惑通りに交渉が進むかどうかは不明という。




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