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レコードチャイナ 配信日時:2013年12月21日 7時40分
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韓国、「自殺大国」の謎 闇サイトの存在―中国メディア
2013年12月19日、捜狐旅遊は「韓国・自殺大国の謎」と題する記事を掲載した。
韓国の女優・崔真実(チェ・ジンシル)の元マネージャー自殺の情報に、人々はぞっとしただろう。
崔真実が自殺した後、彼女の弟は公の場で彼女が残した2人の子どもを必ず守ると誓った。
しかし、ほどなくして彼も自殺した。
しかも、家庭内暴力(DV)の前科がある彼女の元夫も自殺し、今度はマネージャーまでもが自殺した。
何かの呪いにでもかかっていたのか。
ある調査によると、2013年1~6月、韓国ソウルの漢江の橋から身を投げて自殺した人の数は102人だった。
この場所で自殺を図る人は、2009年は210人、2010年は193人、2011年は196人、2012年は148人となっている。
そのうち、麻浦大橋で自殺する人が最も多く、過去5年間で110人に達しており、「自殺大橋」と呼ばれている。
世界保健機関(WHO)が行った統計によると、2005年、韓国では平均すると10万人に25人が自殺しており、世界で最多だった。
2位はハンガリーで23人、
3位の日本は20人。
ハンガリーの自殺率の高さは指摘されているが、韓国人はそのハンガリーをも上回っている。
この1年間に韓国では約1万2000人が自殺しており、1日平均33人が自殺している計算となる。
韓国のように比較的裕福な国の自殺率がなぜこれほど高いのか、政府高官や社会学者も困惑している。
ソウルと釜山では、地下鉄での自殺者が多すぎるために、巨費を投じて全ての駅にホームドアを設置せざるを得なくなった。
しかし、漢江をすべて封鎖することは難しい。
もっと恐ろしいのは、韓国では近年、密かに自殺サイトが運営されていることだ。
それらのサイトは、自殺したいが勇気がない人に対し、自殺の方法を教えたり、薬物を提供したり、または一緒に自殺をする仲間を作ったりするという。
2012年には安山市で男性1人と女性2人が自殺サイトを利用して集団自殺をしている。
警察はサイトの運営者を逮捕したが、驚くことにサイト側は一切の利益を得ていなかった。
韓国ではこのような集団自殺が過去に十数件も起きている。
ある調査によると、韓国では20~30歳の死因のトップは自殺である。
これは不況による就職難やたび重なる失業により、生活苦に陥ることが主な原因だ。
韓国では1970年代の終わりから1980年代中盤に生まれた人を指す「88万ウォン世代」という言葉がある。
これは彼らの月収がおよそ88万ウォン(約8万6000円)であることからその名が付いている。
一部は絶望から賭博に手を出したり、借金が膨らんだりして家庭が崩壊に至る。
そして「離婚」はまさに30~40歳の自殺の原因の第1位である。
高齢者の自殺が多いことも、韓国の自殺率が下がらない原因の1つだ。
韓国では年配者を敬う文化があるが、近年は生活スタイルが変化し、核家族が増えていることで、高齢者は1人暮らしをせざるを得なくなっている。
このため、孤独感にさいなまれ、老人性うつ病を発症し、最後には自殺してしまうのだという。
韓国人の自殺の原因としては、校内暴力、進学の失敗、軍隊での新兵への虐待、病気などがある。
また、混血児の自殺も増えている。生活が苦しいために国内では結婚相手を見つけられない貧困層は、外国人との結婚を選択するしかない。
しかし、生まれた子どもが差別を受けるケースが多く、これが原因で自殺するケースも少なくない。
また、韓国ではなぜか春に自殺する人が多いという。
専門家によると1つの可能性として、冬が過ぎ、花々が咲くという明るい外界と比べ、物事がうまくいっていない人はそのことが原因でより暗い気持ちに陥りやすく、自殺の衝動が強くなる傾向があるという。
韓国衛生保健部門は国民に対し、
「春になったら、外に遊びに行くときに、日ごろうつうつとした友達を誘うことを忘れないで」
と呼びかけている。
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