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レコードチャイナ 配信日時:2014年1月9日 1時11分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=81521&type=0
韓国の“告げ口外交”に反感?
外相会談後の記者会見で米国は「質問NG」の異例対応―日本メディア
●7日、米国のケリー国務長官は、ワシントンを訪問中の韓国の尹炳世外相との会談後の記者会見で、「質問を受け付けない」という異例の対応を取った。これを受け、日本メディアは、朴槿恵大統領による“告げ口外交”は米政府内で不評を買っていると指摘した。
2014年1月7日、米国のケリー国務長官は、ワシントンを訪問中の韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相との会談後の記者会見で、「質問を受け付けない」という異例の対応を取った。
これを受け、日本メディアは、安倍晋三首相の靖国神社参拝をきっかけに日本包囲網の構築をもくろむ韓国の朴槿恵(パク・クネ)政権が、早くも壁にぶち当たったと報じた。
環球時報(電子版)が伝えた。
安倍首相の靖国参拝をめぐっては、中韓両政府が激しく抗議したほか、米政府も「失望している」と表明していた。
今回の米国の異例とも言える対応について、日本メディアは
「日本が米国にとって重要な同盟国であることに変わりはなく、米韓両国の外相が足並みをそろえて日本批判を行えば、日本側からの反発は避けられないため」
と指摘した。
杏林大学の田久保忠衛名誉教授も、
「日米韓の連携が損なわれて喜ぶのは中国や北朝鮮だ。
米国の高官が記者会見で質問を受け付けないのはあり得ないことだが、戦略的な判断で特例措置を取ったのだろう」
とした上で、
朴大統領が日本の悪口を言う“告げ口外交”は米政府内で不評を買っている
と指摘した。
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朝鮮日報 記事入力 : 2014/01/09 09:44
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/01/09/2014010900905.html
米国務長官はなぜ「日本問題」に言及しなかったのか
韓米、北朝鮮情勢について話し合う協力体制を構築へ
韓米両国の外相が会談で合意
韓国外交部(省に相当)の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官と米国のケリー国務長官は7日(現地時間)にワシントンで会談し、韓米両国が韓半島(朝鮮半島)の平和統一基盤造成に向けて北朝鮮情勢を分析し、それに対応する方策について共同で模索する協力体制を、これまでの6カ国協議とは別に構築することで合意した。
韓米両国が北朝鮮情勢全般について集中的に取り扱う仕組みを設けるのは今回が初めてだ。
これは張成沢(チャン・ソンテク)氏の処刑以降、核とミサイルによる脅威とは別に、北朝鮮体制そのものの不安定さに対する見方がそれだけ厳しくなっていることを意味する。
会談後、尹長官は特派員らとの懇談の席で
「先日の『張成沢氏処刑』は北朝鮮内部の状況が流動的である事実をあらためて示した」
とした上で
「韓半島の平和統一基盤造成に向けた戦略的協力の土台構築という次元で、(韓米両国は)この問題についてこれまで以上に深く話し合うための仕組みを設けることにした」
と説明した。
尹長官はさらに
「北朝鮮の非核化を最優先の課題とした上で、まずは韓米両国による話し合いを基盤とし、将来的にはこれを周辺国との多国間協議につなげていくことができるだろう」
とも述べた。
韓国政府のある高官は
「韓米両国による協議はこれから回数も増えるだろうしその内容もより深まるだろう。
当分は韓米両国が中心となるだろうが、今後はとりわけ中国などの参加も想定できる。
そのため2国間はもちろん3カ国、あるいはさらに拡大して国連次元でも(協議は)可能だ」
との見通しを示した。
一方、ケリー国務長官は会談後の共同記者会見で「日本問題」について一言も語らなかった。
ケリー長官が日本についての言及を避けたのは、それだけ米国がこの問題について負担を感じていることの表れとみられる。
米国は北東アジア情勢を不安定化させる安倍首相の靖国神社参拝には否定的な反応を示しているが、その一方で日本との安全保障面での協力が懸かっている状況でもあるため、公の場で再び日本を批判するのは適切ではないと判断したようだ。
ワシントンのある外交筋は
「韓国との外相会談後にあらためて日本への批判を表明することについて、米国はより負担に感じたはずだ」
と述べた。
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日本はオバマを信用していない。
よって、アメリカがどう言おうと反応はしにくい。
無視する。
といっても、これまでの日米関係からそっぽを向くわけにもいかない。
ただ「オバマを信用していない」という強いメッセージを発信するだけである。
アメリカは日本がオバマを信用していないことはすでに承知している。
よって、
アメリカ政府としては、今後どうすべきか迷っている。
日本を遠くに押しやるわけには絶対にできない。
日本がそっぽを向いたら、それこそアメリカが大変だ。
なら、打つ手はなにか、と?
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朝鮮日報 記事入力 : 2014/01/09 09:40
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/01/09/2014010900855.html
【社説】「歴史と安保は別」という米国の対日認識は誤り
米国のケリー国務長官は7日(現地時間)、ワシントンで韓国外交部(省に相当)の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官と会談した直後の記者会見で、日本の問題について一切語らなかった。
安倍晋三首相による靖国神社参拝と関連する質問が出るものと予想したのか、最初から質問も受け付けなかった。
ケリー長官は「韓米同盟はわずかの光も漏れないほど団結している」と語ったが、今回の外相会談が関心を集めたのは「安倍首相の暴走」があったからに他ならない。
安倍首相は昨年末、第2次大戦の戦犯が合祀(ごうし)されている靖国神社を突然参拝したが、直後の米国の反応は国務省報道官が「失望した」というコメントを発表しただけで、その後もこのレベルを超えない形だけの対応を続けている。
さらに米国務省は今月6日には「対話を通じて立場の違いを解消することが、地域内の全ての国の利益に合致する」との立場を表明した。
安倍首相は同じ6日の新年記者会見で「韓国と中国に平和憲法の改正問題について説明すれば(彼らも)理解してくれるだろう」と述べ、翌7日には「靖国神社に代わる新たな追悼施設」に(安倍首相が)否定的な見解を示したことも報じられた。
要するに韓中両国が何を言っても、安倍首相は自分の考えを押し通すことを表明し独善的な態度を取り続けているわけだが、それでも米国は「対話を行えば韓国と日本は立場の違いを解消できる」と本当に考えているのだろうか。
米国と日本は同盟関係にある。
同盟の相手国の問題について公の場で言及することは確かに難しいが、それでも米国は表立った形を取らず、今後安倍首相に何らかの形で行動の抑制を求めるかもしれない。
しかし日本の歴史問題と北東アジアの外交・安全保障問題は分けて考えるべきとする米国の方針が今後も続くのであれば、米国政府は安倍首相の暴挙を事実上黙認し続ける可能性もあるだろう。
韓国は旧大日本帝国による侵略で最大の被害を受けた国だ。
しかもかつての植民地支配は今の南北分断にまでつながっている。
韓国の国民に対して自らが犯した侵略の歴史を否定する日本と、安全保障問題で手を取り合うことなど無理な話であり非現実的だ。
もしドイツの政治指導者たちがヒトラーをはじめとするナチス戦犯の墓参りを行い、ナチスによる侵略戦争を否定すれば、欧州各国はどのような反応を示すだろうか。
今の欧州連合はまず間違いなく崩壊するだろう。
米国はそうなっても欧州各国に歴史と安全保障問題を分けて考え、ドイツとの協力を進めるよう求めるだろうか。
日本の暴走にブレーキをかけられる国は米国しかない。
そのため今の日本の脱線は米国が責任を果たしていないことをも同時に意味する。
日本が侵略戦争を否定するのは、太平洋戦争で戦死、あるいは負傷した30万の米国人に対する侮辱でもある。
財政赤字に苦しむ米国がアジアでこれまで以上に日本を必要とする事情は理解できるが、日本による侵略戦争の否定まで黙認するとなれば、これは米国の価値観にもそぐわないはずだ。
北東アジアにおける韓国、米国、日本の安全保障面での協力は、今後米国が日本の暴走にブレーキをかけられるかどうかに懸かっている。
米国が今のようにあいまいな態度を取り続ける限り、韓国と日本の対立は長期化せざるを得ず、一切のズレもないはずの韓米同盟にも問題が生じかねない。
このような事態だけは絶対に避けなければならない。
そのためにも米国は日本の歴史問題で、決して第三者ではなく、あくまで当事国であるという認識を持たねばならない。
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レコードチャイナ 配信日時:2014年1月16日 16時15分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=81883&type=0
「女学生の告げ口」
「おばさん外交」
=侮辱にも動じない朴大統領、この女性は手ごわい―中国メディア
2014年1月16日、国際在線は「朴槿恵(パク・クネ)――この女性は手ごわい」と題する記事を掲載した。
以下はその概要。
日本の野田前首相は先日、朴大統領の外交を「女学生の告げ口」と皮肉った。
朴大統領がその性別を持ちだされて侮辱を受けるのはこれが初めてではない。
ほかにも、日本の週刊誌から「おばさん外交」とやゆされたり、北朝鮮の国防委員会の報道官から
「毒気を帯びたスカート」
「無知な村婦」
などと侮辱されたりしている。
性別が原因でたびたび侮辱を受けている朴大統領だが、いつもその性別を自身の仕事にうまく利用している。
韓国には伝統的に男尊女卑の観念が根付いているが、初の女性大統領となったことで、韓国は国際社会に向けて男女平等への大きな一歩を踏み出したことをアピールすることに成功した。
また、朴大統領は東洋の女性特有の親和力で、外交の舞台での韓国のイメージを推し広めている。
例をあげれば、国内外の重要な場面でたびたびチマチョゴリを着ることだ。
ベトナムではファッションショーの舞台にも上がった。
このように、自らの身をもって自国の文化を推し広められるのは、女性政治家の専売特許といえる。
朴大統領の「親和力外交」は言葉の才能によるところも大きい。
中国を訪問した際には中国語であいさつしたことで中国国民の心をつかみ、米国を訪問した際には通訳を介さずオバマ大統領と散歩をしながら言葉を交わした。
専門家は、「朴大統領の政策の柔軟性は大きく、女性の特徴がよく表れている。
そのため、米韓同盟を強化できるだけでなく、中国との関係構築にも成功した。性別で侮辱されたときも、卑屈にも傲慢にもなることなく受け流した」と指摘している。
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